の続きのおはなし。
甘いもの、好きですか~?
体の中の代謝工場
体の中でエネルギーを作る工場は、
大きく2箇所あります。
以前のセミナーテキストを一部だけチラ見せ(*´з`)
学校では、生物か理科の授業で習ったね。
解糖という
お手軽エネルギー産生キットと
(例えるなら小回りの利く自転車)
クエン酸回路という
大量にエネルギーを産生できる、立派な代謝工場。
(例えるなら、馬力があって遠くまで行ける、車)
この図のように
下の大きな歯車(クエン酸回路)が回るには
それなりの設備や燃料
・補酵素 = ビタミン
・補因子=ミネラル
などが必要なのです★
車に例えるなら
本体の修繕やガソリン補給が必要なのと同じように
便利なかわりに維持が必要なのですね(^^)/
部品が足りない、
ガソリン不足の車はどうなるか
言い換えると
上の栄養分が不足していると、大きな代謝歯車(TCAサイクル)が回らず
上の、小さなお手軽回路(解糖)だけで
なんとかエネルギーを作り出そうとします。
この、お手軽回路(解糖)、
自転車のようにお手軽に使えて
非常時のエネルギーとしてはとても重宝するのですが
エネルギー産生量が少なく非効率なうえ
乳酸が副産物として出てくるので
非常エネルギーばかりに頼り過ぎると
疲労感や
乳酸代謝のためにまた別のビタミンが消費されたり…と
手っ取り早いエネルギーを生み出す以外の
代償が出てくるのです。
で、解糖回路は
糖質が材料なので
(解糖しか回路が回っていない=糖質しかエネルギーとして使えないので)
・口当たりのよい糖質(パン、麺、米、スイーツ、ジュース)しか受け付けない
ということが起こるわけなのです…!
糖質はやめられなくなるからね。
そしてまた
乳酸やビタミンを消耗するという悪循環…
こういう方はぜひ
なんとか下の大きな歯車(TCAサイクル)が回るように
体づくりをしたいところですね!
であれば、何で補ったらよいのか
「もたれやすい体質だから」と片付ける前に!
胃袋も腸粘膜も消化酵素も、たんぱく質でできています。
適切な栄養を補ってあげて
代謝を邪魔するものを控え目にするようにしたら
大きな代謝工場も
ゆくゆくはしっかり回るようになります(*’ω’*)
ちょっと書きすぎたかな…^^;
今日はここまで♡